天下堂

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器の話2010.01.08

「あなたは器が大きい」とか「おまえは器が小さい」とか
人の大きさの測りとして用いられる「器」という言葉

器は生まれ持ったサイズであらかじめ大きさが各々決められているような
印象がありますが実はそうではなくて

自分の器に水を溜めていくのが成長であり
ここで言う「水」とはいろんな人との出会いや経験のことで

大概の人がそうやって溜まってきた水が溢れそうになると
こぼさないように慌てたり、湧いてくる水を止めようとします

しかし、むしろ溢れさせてしまえばその時は辛くても
今度は新しくいままでより一回り大きな器が自分に備わっていて

この作業を繰り返していくことが人としての成長なんだそうです

むかーしとある飲み屋で聞いた話でした