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コンベックス社「PolaWingSP」のテストレンズを持参して名古屋１０９シネマへ
今回試した作品は「アリス・イン・ワンダーランド」
この作品が現在ＩＭＡＸという上映方式を使っていました。

結論から言うと度付３Ｄ眼鏡の製作は「可能」です。
（レンズの製作範囲度数以内）

名古屋１０９シネマで使われているＩＭＡＸ用３Ｄ眼鏡の偏光レンズの方向は
右：９０°　左：１８０°だと思われます
左右の方向が逆になると立体映像の飛び出し方が逆転してしまいますので注意

コンベックス社の偏光レンズ「PolaWingSP」は現在１４色展開ですがこの中で
「ＳＰＸパールグレイ」が一番自然に見えて暗くならない色味だとおもいました。
偏光度９９％を保ちながら驚きの透過率４１％（マルチコート）を実現しています。
先入観のせいかもしれませんが＾＾；映画館で支給される３Ｄ眼鏡より立体感が強く感じました。

では、実際に度付３Ｄ眼鏡の製作をする場合の注意点として
偏光フィルターの方向が右：９０°左：１８０°なのでそのままでは映画鑑賞時以外使えない眼鏡になってしまいますので、かなりの頻度でＩＭＡＸ設備の映画館に行くのであればこのままでも良いかもしれませんが、コストはかかります。

打開策として、右レンズを同じ度数でもう一枚所有し偏光フィルターを左と同じ１８０°方向にして加工して作っておく
そうすれば普段は偏光サングラスとして使えます。そして映画を見に行く時に右レンズを９０°方向のものに交換すれば良い。

兎にも角にも。。。ＩＭＡＸの上映設備がある映画館が現在日本国内に４ヶ所しかない（らしい・・）現状を考えるとよほどのフィッテイングマニアか３Ｄ映画好きの方でないとお勧めできないかもしれません・・・
しかし今回の実験は個人的な好奇心を満たしてくれました＾＾
たぶん次回ＩＭＡＸ設備で見たい映画が上映されるときは度付３Ｄ眼鏡を作ると思います。右レンズだけもう一枚用意すればサングラスにもなりますし＾＾