天下堂

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チタン2010.07.20

20年くらい前、初めて「チタン」という素材を使った眼鏡フレームが世に出ました。

それまでの金属を使った眼鏡フレームはニッケル合金が主。このニッケル合金は加工しやすいメリットはありましたが、重かったりアレルギーがでたり眼鏡素材としての問題点がいくつかありました。
チタンはニッケル合金と比べて非常に軽く、対アレルギーも安心、しかも錆びに強い。というメリットが期待されました。しかし、加工においては非常に難しい素材で、当時誰も作ったことのないチタンフレーム製作は困難を極め、眼鏡職人とフレームメーカーの人知れぬ苦悩と挑戦の日々があったそうです。

そんな時代を経験しチタンの酸いも甘いも知り尽くした小田社長が作った会社「ODAKOH」は現在RIDOLとZpartsという2ブランドを手掛けています。
名ばかりのチタンフレームとは違い、作りの良さと耐久性に優れた眼鏡フレームは鯖江の厳選された町工場の職人達の手によって作られます。

いままで天下堂ではRIDOLの取り扱いをさせていただいておりましたが、これに加えてZpartsも始めることになりました。今回のセレクトはパッドの無いイチヤマ丸眼鏡とネジを1本も使わない、チタン曲げ技術のみで仕上げた作品。到着したらブログでご紹介させていただきます。

昨晩、松本に来てくれた小田社長と「時しらず」さんへ行ってきました。

(写真:時しらずオーナー山田さんと小田社長)
いつも美味しい料理をありがとうございます^^次回はお料理の写真も撮らせていただきます(笑)