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雑記2016.11.25
こんにちは。いつもご愛顧いただきまして、まことに有難うございます。
本日のブログは現在の私の頭の中を整理するような感覚で、眼鏡やそれに関することなどを思いつくままに書かせていただこうと思いますので、読みにくかったり、意味が分からなかったりしてしまうこともあるかもしれませんが、何卒ご勘弁をお願いいたします。
私が眼鏡について想う大前提として「身に着けるのが嫌じゃない存在でありたい」ということがあります。どれだけお気に入りのデザインでも、好きなブランドでも、見え方が快適でも、掛け具合に不満があればこの条件を満たすことが難しいと思います。なので、当店でご提案させていただく眼鏡はそもそも極端なフィッティング(眼鏡の掛け具合の調整)を施さなくても無理なく身に着けられる、ご使用者の骨格と相性のよいサイズであることが大事だと考えております。
極端なフィッティングをしなくても良いということは、眼鏡フレームあまり負荷をかけないということなのでフレーム寿命が延びると思いますし、無理なく身に着けられるということはお顔との相性が良いということなので、顔に馴染むデザイン(=似合うデザイン)だと思っております。なので、当店で似合う眼鏡のご提案をさせていただくということ自体が既にフィッティングのスタートとなっております。
※ちなみに、快適な見え方は「検眼能力」「レンズの選定」「レンズの加工精度」など様々な要素があって実現するものです。
っと、ここまでが今までも今も変わらない事です。
少し思考の方向を変えてみて、自分は眼鏡が好きなのか?と自問してみると「好きだけど、眼鏡フレーム単体としてというより、その眼鏡が似合う人の顔にあるときが一番好き」という答えになりました。人が身に着けて眼鏡のデザインは完成すると今では思っております。
そして、眼鏡に限らず、靴でも服でも、スノーボードの板でも山用品でも、感心の有る物なら何でもでも良いのですが、ブランド(メーカー、レーベル?呼び方は色々かと思いますが・・・)という存在が個人的にけっこう好きだと気がつきました。別に高級ブランドである必要も無く、靴だったらコンバースのオールスターは昔からの愛用品ですし、最近では日本製にこだわって月星のスニーカーなども気に入っております。
ブランドって消費者からすればある意味とても不思議な存在で、私は今までコンバースで働いている人に出会ったことはないのにこちらが勝手に抱いてしまったブランドイメージと実際に実物を見たときのインスピレーションで購入させてしまう魅力があります。月星のスニーカーも実際に久留米にいって靴職人に会って話をしたわけでもないのに、何だか購買欲をかきたてる要素がありました。
それらを実際ある程度の期間使ってみて知る事のできる、品質や履き心地、プライスとのバランス。これが気に入るとそのブランドを好きになってしまいます。(物よってはその逆もしかり・・・)
先程の「好きだけど、眼鏡フレーム単体としてというより、その眼鏡が似合う人の顔にあるときが一番好き」という言葉に一言だけ追加訂正させていただきまして、「好きだけど、眼鏡フレーム単体としてというより、好きなブランドの眼鏡が似合う人の顔にあるときが一番好き」これが今の私のリアルな心境じゃないかと思います。
もちろん、当店はブランド直営店でもフラッグシップのお店でもないので、ブランド品をそのまま販売するのではなく、眼鏡とお顔に最適なフィッティングを行う能力こそ当店ならではの魅力であったら良いなと思っております。