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調光レンズとフレーム2016.05.07
調光(ちょうこう)レンズを一言で述べると「紫外線が当たると色が濃くなるレンズです」。
写真(↑)紫外線無し状態で撮影
写真(↑)紫外線を当てた直後に撮影
室内や夜など太陽光が当たらない状態では(ほぼ)クリアレンズで、野外で紫外線が当たるとサングラスのようにレンズの色が濃くなります。紫外線量によって濃淡が変わります(気温によっても変わる場合がございます)。
レンズの色が変化するスピードは「クリア状態から濃くなるのが10秒~20秒ほど」。「濃い状態からクリアに戻るのに2分~3分ほど」。それくらいが目安になるかと思います。
調光レンズの利点として「眼鏡↔サングラスの掛け外しの手間がない」「偏光レンズほどでないけれどレンズの色が濃くなれば日差しが楽になる」「室内では眼鏡として使える」などがあると思います。
不利な点は「車に乗っている時にレンズの色が濃くならない」ことです。最近の車はUVカットガラスが使われているので車内ではほぼクリアレンズの状態です。(オープンカーなら問題無いと思います 笑)
このような特性があるので調光レンズは車での移動が多い長野県にはあまり向かないレンズだと個人的に思っていました。でも、最近は都会からのご来店やアウトドアをご趣味にされている方のご来店も増えてきましたので、(前ふりが長くなりましたが)今回は「眼鏡」と「サングラス」の二面性をもつ調光レンズを選ばれる際にお勧めしたいフレームについて書かせていただきます。
「FACTORY900全般」
当店を代表する(といっても過言ではない)クリアレンズでも色付レンズでも格好良く仕上がるデザインばかりです。
「spec espaceのヒンジレスシリーズ」
もともとスポーツシーンでの使用も考慮されて作られているフレームが多いので室内でもアウトドアでもアクティブに活動される方にお勧めしたいです。
「MYKITAのやや大きめサイズ」
いろんなデザインがありますが、普段の眼鏡選びよりやや大きめなサイズを選ぶとレンズの色が濃くなったときにとても良い雰囲気になると思います。
「ラウンドシェイプ」
レンズの色が濃くなったときに雰囲気のあるサングラスとして楽しんでいただけると思います。機能性よりもファッション的な要素を大事にする方にお勧めしたいと思います。
眼鏡フレームのデザインとレンズカラーは選び方を間違えると非常に残念な仕上がりになってしまうこともあります。ご使用者様に合うものをしっかりご案内できればと思っております。