天下堂

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似合う眼鏡は掛け心地もいい2016.02.29

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こんにちは。今回は当店のホームページトップ画面に書いてある「似合う眼鏡は掛け心地もいい」という言葉についての解説のような内容を書かせていただきます。

私が10年ほど前まで通っていた眼鏡学校「キクチ眼鏡専門学校」の当時のフィッティング(眼鏡の掛け具合の調整技術)講師に長濱先生という方がいました。30年以上に渡り、眼鏡の掛け具合の研究と生徒達への授業、そして店頭での眼鏡販売をしていたという眼鏡業界でも稀有な存在の長濱先生は私の眼鏡人生に多大なる影響を与えて下さった恩人の一人です。

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(写真:長濱先生ご本人。2014年に天下堂でフィッティングを実演してくださったときの様子)

あらゆる骨格に対して快適な装用感を生み出す眼鏡フィッティング技術を研究、実践してきた先生に「究極のフィッティングとは何か?」を問うたことがあるのですがその答えが「何もしなくても快適な掛け心地の眼鏡を選んであげることだよ」でした。つまり骨格との相性の良い眼鏡を選ぶということ。

そして、「鼻骨と相性の良い眼鏡は鼻筋がスーと通って高く見える」などフィッティングと美的感覚の融合についても先生から習っており、それを私なりに研究してきた一つの結論として”骨格と相性の良い眼鏡は似合うし掛け心地も良い”に至りました。

(もちろん、細部の微調整や基本的なフィッティングが必要になることも多いですが、そもそも骨格と相性が良い眼鏡を選ぶことができればフレームにあまり負担をかけずに快適な装用感を生み出せますので結果、眼鏡の寿命を延ばすことにも繋がると思っております。)

そんな想いを一言にまとめたのが「似合う眼鏡は掛け心地もいい」です。