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RETRO FUTURE2015.04.20
RETRO FUTURE BY 900/JAPAN モデル/RF-001 マテリアル/アセテート
昨年、惜しくも世界一のアイウェアデザイン賞をパリで逃してしまった「FACTORY900」ですが
最終選考までノミネートされた事実は着実に日本のアイウェアを世界に知らしめたと思います。
そんな「FACTORY900」の中でレトロフューチャーラインは独特のコンセプトのもとに生み出されました。
「50年前にファクトリーキュウヒャクを作ったとしらたらどんなアイウェアを作っただろう?」
映画バック・トゥ・ザ・フューチャーを彷彿させる夢のある挑戦です。
歴史に詳しくない私にはその当時の世界事情はよく分りませんが例えば車は今よりも角ばったデザインの
イメージがありますし、いろんな「物」たちが無骨で味のある風貌で会ったんじゃないかと想像します。
現代の「便利」さとは異なった世界観がそこにあったかもしれません。
眼鏡においても「軽い」とか「装用感が良い」とか機能的な部分が重要視されることもありますが
RETOROFUTUREはあえて昔ならではの重厚感(実際重いです)や無骨なたたずまいをデザインに
盛り込んでおります。
彼らのフィロソフィーの具現化こそ「FACTORY900」の存在意義だと改めて気づかされました。