天下堂

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雑記2024.11.18

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いつもご愛顧いただきまして、誠に有難うございます。

今回の内容は完全に雑記、11月14日に発売された「ドラゴンクエストⅢ  リメイク HD-2D版」についてです。

毎晩冒険の世界にどっぷりハマっております。

原作を初めてプレイしたのは36年前、まだインターネットもなかった時代のファミコン版。

当時は己の勘を頼りに、あるいは友人達と情報を交換しながら、未知の世界を探索するワクワク感を楽しんでいました。

あの頃、冒険はまさに「自分だけのもの」でした。

何も知らない状態でゲームを始め、一歩一歩世界を広げていく感覚。

時には雑魚モンスターに全滅させられ、時には冒険の書が消えることに怯えながら、

試行錯誤を重ねて、やがて迎えたエンディングはとても感動的でした。(今でもラスボスの戦闘曲は脳内再生できます 笑)

しかし、今の時代は違います。

SNSや動画サイト、攻略情報がネット上にあふれ、何か困ったことがあればすぐに答えが手に入ります。

それは確かに便利で、効率良くゲームを進められるメリットがあります。

けれど、その反面、ふと気を抜くとネタバレを目にしてしまうことも。

物語の核心に触れるような情報を無意識に見てしまうと、かつてのような「未知との遭遇感」が薄れてしまうこともあります。

じゃあ見なければ良いじゃん!と言われればそれまでですが・・・

誰と比べるわけでもないのに、なるべく賢く、なるべく効率良くを無意識で求めてしまいます。

今回のリメイク版をプレイしていると、懐かしさとともに、そんな現代のネット社会の「光と影」を強く感じました。

昔のように何も知らずに冒険を始めるドキドキ感をもう一度味わいたいという気持ちと、攻略情報を検索してしまう自分との葛藤。

時代が変わり、プレイヤーとしての自分もまた変わっているのだと気づかされます。

それでも、ドラクエ3という物語の魅力は色褪せることがありません。

このリメイク版が、あの頃の自分と今の自分をつなぐ「橋」のような存在になっているのです。

そして、懐かしい世界に戻りながらも、時代の進化を楽しむという、複雑な喜びを味わっています。

ドラクエという作品はいつの時代も特別な体験を与えてくれます。

36年の時を経て、また新たな形でドラクエ3を楽しめることに感謝しつつ、「昔の冒険心」をもう一度取り戻す方法を探していきたいと思います。

当時よりもゲーム画面が見づらくなった勇者の皆様、快適なゲームプレイができる眼鏡のご相談をお待ちしております。っという謎の宣伝を最後に失礼いたします。