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眼鏡フレームの話(語り口調)2024.11.15
眼鏡フレームのデザインの面白さの要素の一つに
同じ形でも色が変わると雰囲気が変わるということがあると思ってます
写真はフランスのアイウェア J.F.REY のデザインですが
一瞬全く違うフレームに見えてしまうかもしれませんけど
実は同じ形の色違いです。
造形だけでなく「色」にもブランドとしての存在意義を
込めているようで興味深いなっと思ってしまうんですよね。
多くのアイウェアブランドは一つのフレーム形状に
ブラック ブラウン、ゴールド系 グレー、シルバー系 など
比較的見慣れた配色で商品を作っていますが
それって、本当にその色で表現がしたかったのか
風習的にこの配色なら売れると思って作ったものなのか。
後者だったらちょっと淋しい気がします(個人的な意見で恐縮ですが)
もちろん、安心感のある見慣れた色が悪いと言うつもりはないです
ただ、アイウェアの表現の自由の中にもっと「色」による表現があったら
もっと楽しいんじゃないかと妄想しているだけですのでご勘弁を。
それこそ、同じ形のフレームを複数所有したくなるような色んな色の表現があったとしたら
それを実現できたフレーム形状の価値はより高いもののように思えてくるんですよね。きっと。
そんなこんなで、 J.F.REY の色表現は意外性があって面白いものがけっこうあります。
実際に身につけたいかどうかは各々の判断に委ねますが 笑。