天下堂

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へのへのかげろう2012.01.07

昔、影郎さんは言っていました。「自分の作品には共通のテンプルデザインを使う」と。
これは、ご自身が天国に行ったとき影郎デザインワークスの眼鏡を掛けている人をすぐに見つけられるようにする為だったと記憶しています。

通称「影郎テンプル」と呼ばれる女性のボディラインをイメージしたテンプル。
いままで、全ての影郎作品に使われてきました。

こちらは新作「TABU Ⅳ」のテンプル。
驚きの普通なテンプルでございます!(普通なことに驚くのは面白いことですが・・・)
ちなみにフロントラインはこんな感じです↓

一見すると普通なウェリントン型に近い形です。
「ど・・どうしたんですか影郎さん!こんな作品を作るなんて!」
とりあえず掛けてみます。

「ん!?」なんだか良い感じです。

ちょっとゴージャスな蝶番(折りたたみ部分)も良い感じです。
「歩」を手がけるマコト眼鏡メイドの掛け心地を良くするテンプル内側の細工も良い感じです。

ちょっとポップなカラー展開も良い感じです。

影郎さんだけは絶対に作らないと思われていた「ど定番」のウェリントン型の眼鏡フレーム。
影郎さんだけにしか作れないオンリー1の作品に仕上がりました。
いままでウェリントン型の眼鏡が似合わないと思っていた方々にぜひ試していただきたいと思います。

影郎デザインワークス/JAPAN  モデル/TABU Ⅳ  マテリアル/アセテート

そして、もう1つの新作のご紹介です。
POISON(ポイズン)シリーズの第5作目。「POISON Ⅴ」デビューです。

「POISON Ⅴ」はぜひ実際に掛けてみて下さい。
名作「POISON Ⅰ」に匹敵するほどの素晴らしい作品になりそうな気がします。
百聞は一見に如かず、百見は一感に如かず。先入観を捨てて試していただきたいと思います。

影郎デザインワークス/JAPAN  モデル/POISON Ⅴ  マテリアル/チタン

今回の新作に初めて出合ったのは作品の秋。
再び作品を見てデザイナー影郎氏の才能に驚いてます。
数年前に初めて影郎作品を知った頃の感動を思い出しました。