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ルノアという選択2012.06.08
Lunor(ルノア)/ドイツ モデル/A6 mod.246 マテリアル/アセテート+モネル 眼鏡業界において「定番」と呼ばれる形は得てしてシンプルなデザインが多く、類似するものが数多くあるのが現状です。一見すると同じように思われてしまいそうなモノたちの中に、デザインに携わる人々が1mm以下のサイズやライン、色や素材さらに装飾や構造などに己のアイデンティティーを注ぎ込みます。 ドイツのアイウェアブランド「Lunor(ルノア)」のデザインソースはアンティーク眼鏡です。 パッド(鼻当て)をアジア人向けのものに交換済です。 カラー/マットブラック カラー/マットダークハバナ
現役のアイウェアデザイナーにもルノアのデザインに影響を受けている人々がいる現実。 ちなみに、掛けるとこんなイメージです。 相変わらずの自分撮りなので、表情が微妙なのはご勘弁下さい。。。
視力補正用具として生まれた眼鏡の歴史を知り尽くしたルノアのデザインには時代や流行とは別次元での不変的で安定した美しさがあるように思います。蝶番(テンプル折りたたみ部分)には耐食性に優れた金属「モネル」を使い
チタンやステンレスにはない独特のクラシカルな雰囲気を漂わせます。
テンプルはエンドに向かって太くなるデザイン。
装用時の重量バランスが良くなるので、見た目だけでなく掛け心地も良いです。
マットカラーのフレームなので、パッドも特注のマット仕上げになっております。
定番の形だからこそ、洗練された一品選ぶというのはいかがでしょうか。