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歩(AYUMI)2012.07.30
歩(AYUMI)の新作 モデル/041 が入荷いたしましたので、4色のカラーバリエーションと共に 「アイウェア」ブランドと呼ぶより鯖江の老舗眼鏡工場が眼鏡製造技術の全てを注ぎ込み 現在、眼鏡フレームとしてはほとんど使われなくなってしまった素材「セルロイド」にこだわり いきなりですが 鼻当て部分にブロック状のセルロイドを貼り付けます。 鼻当て部分がこんなに美しい眼鏡はなかなかお目にかかれません。
こだわり その2 テンプル(耳に掛かるツルの部分)にチタン製の芯が打ち込まれています。 万が一テンプル部分が割れたりしても、チタン製の芯があることによって こだわり その3 テンプルに芯を打ち込む作業を「シューティング」と呼ぶのですが 永遠の輝きを楽しんでいただきたいという気持ちが込められています。 そして、今回ご紹介させていただいている モデル/041 のこだわり 初めて見たとき私も「またやり過ぎましたね!!」と思わず社長さんに言ってしまった 歩(AYUMI)/鯖江 モデル/041 マテリアル/セルロイド 至上の1本をお探しの方にぜひお勧めしたい眼鏡フレームです。
「歩」についてあらためてお話をさせていただこうと思います。
眼鏡職人の技と頑固さで作っている「眼鏡」と言ったほうが「歩」には適しているように思います。
オーバースペック(語弊を恐れずに言うと「やり過ぎ」)というコンセプトで至上の物作りをしています。
こだわり その1
この状態から、眼鏡職人がヤスリで削ります。もちろん手作業です。
削って削って磨いて。完成するとこうなります(↓)
極上のフィット感が生まれます。秘密の削り角度があるとか・・・
セルロイドはアセテートと比較して、形状変化に強いし硬いので芯を打ち込まないフレームも多いのですが
「歩」の眼鏡は一貫してテンプルに芯を入れます。
何とか掛けられるようにという気持ちが込められています。
視力補正の道具である「眼鏡」。安心感にも配慮がされています。
シューティングされている合口部分は通常、打ちっぱなしの状態になっており長い間使用していると
その隙間から汗などが侵入してきます。「歩」はその部分にセルロイドを貼り付けて防ぎます。
ちなみに、「歩」はお買い上げから1年後に無料で再磨きのサービスをしています。
磨き職人の手により、ほぼ新品の状態で戻ってきます。ネジなども新品になります。
(2回目以降は有料です)
職人手作業によるカッティングです。どれだけ手間暇かかる作業か・・・・