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紫外線と眼鏡レンズ2012.10.02
昨日は10月01日、眼鏡の日でしたね。特にそれに因んだわけではございませんが そもそも「紫外線」とは何ぞや?については「10nm~400nmの不可視光線で・・・・」といった難しい言い回しよりも「太陽光の一種」と言ってしまった方が分かり易いかと思います。 私たちは光の無い真っ暗な所では何も見えません。昼間、物が見えるのは太陽の光があるからです。この光の中には私たちが見るために必要な光もあれば、見えないけれど同時に降り注いでいる光もあるのです。 この見えない太陽光の一種が「紫外線」です。 「UVC」は非常に危険だとされていますがオゾン層が吸収してくれるので、基本的に私たちまで届きません。 さて、眼鏡レンズの紫外線カットについてですが よく誤解されるのは「UVカットレンズ」は色が濃くないと効果がないんじゃないかと思われることです。 ただし、眼鏡はレンズと目が離れますのでその間から入ってくる光は眼に到達してしまいます。 UVカット付眼鏡装用者とほぼ裸眼でいる方との眼病発症率がかなり異なるというデータもありますので
今回のブログは 「紫外線と眼鏡レンズ」 について書かせていただきます。
さらに紫外線を細かく分けると「UVA」「UVB」「UVC」の3つの種類になります。
「UVB」もほとんどがオゾン層で吸収されますが、完全ではなく一部は私たちにも届きます。
「UVA」はオゾン層で吸収されることが無く、そのまま届きます。
一般的に「UVカット」と呼ばれるレンズは「UVA・UVB・UVC」の全てを防ぐ効果があるとのことです。
(厳密に言うと「UV400」と呼ばれるレンズ)
これはレンズメーカー数社に直接確認させていただきました。
紫外線はもともと目には見えない光なので、眩しさとは別の話になってしまいます。
なので、無色透明のUVカットレンズでも紫外線から「眼」は守れます。
ゴーグルのように隙間なく密着できれば100%紫外線から眼を守ると言えるかもしれませんが
眼鏡で100%はちょっと難しいと思います。しかし、裸眼と比べれば効果はかなり出ると思います。
「眼を守る」道具としても眼鏡は有効なアイテムになるのではないかと思います。