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上高地へのアクセスはバスやタクシーを利用するのが一般的かと思いますが（マイカー規制の為）、昔は島々から徳本峠（とくごうとうげ）登ったようです。日本近代登山の父、ウォルター・ウェストンや芥川龍之介も通ったこのクラシックルートを昨日、ラン＆ウォークしてきました。

スタート時の天気は良好、沢沿いの緩やかな坂道を気持ちよく走って登ります。

行程が進むにつれて傾斜もキツくなり、歩く時間が増えてきました。（写真を撮る余裕もなくなってきました・・・）
空もだんだん暗くなってきて今にも雨が降りそうな雰囲気になってきた頃に何とか徳本峠展望台に到着（↓）

ウォルター・ウェストンが「峠の付近からの眺めはこの国でも特に雄大なもののうちに数えられ、他の山々の丸みを帯びた輪郭や傾斜を緑の樹林帯で覆われた日本で普段見られる景観とは全く性格を異にしている。私たちと顔を突き合わせている穂高岳の巨大な山がそびえ、その南のすそ野を白い小石を敷き詰めた幅広い梓川の川床が、大きく曲がりくねっている。」と絶賛したらしい景色は雲の中・・・。

あわよくばその景色を見たいと思っていましたが、今回はこのルートを通ることが一番の目的だったので、欲張らないようにしたいと思います。
でも下山途中に少しだけその雄姿を見せてくれました（↓）

「また来いよー」っと言ってもらえたような気がしました（笑）。

帰りは上高地バスターミナルからバスを利用しました。